
女は 風に吹かれ 笛を歌う
2度と会えぬ 恋人を 悼み 今日も 吹きすさぶ
あなたと いた日々が 風に乗り 私の 想いが 届きますように
「ピィーーい=ッ!!」
トリたちが その 美しい旋律に 応じるかのように
高らかと 鳴き 旋回しする
笛は 彼女に 答えるように 美しい 響きが こだまする
遥か昔の 昔の 話さ
いつの時代も 女たちは 想いを 歌う。
彼女が その後 どうなったかって? それは ・・ね・・・・・ッだょ。
今日も 女は
男を 待ち続くる もう 会えないと 知っているから
来る日も来る日も 歌う 横笛の君(彼女)を見て
男たちは 胸を痛め こう読んだのさ
そう
「美しさは 笛に吹かれて」
