
今夜も ジャズメンたちが 集う 19XX年の夜
男たちは 歌い続けた
時に サックス 時に 鍵盤 そして トランペット
男の名は カイリー・ケン。
日系の 血を引く 生粋のアメリカン ソウル。
常に ジャズ の最前線で 歌い続けてきた。
彼は トランペット吹きで 情熱のブラスマン
超一流の ミュージシャンたちとの セッションを 許された 数少ない ジャズマン。
激しい ジャズリズム 今日も 命をかけた 熱き魂たち
美しい 旋律に こめた 魂の共演。
後に 伝説となる カイリー・ケンの トランペットは この日が 最後の録音になった
ジャズ名盤 アルバムに いつも 並ぶその 彼を 歌う ジャズメンたちは
彼を 惜しみながら 追悼ライヴを 捧げた
その コンサートは 彼にゆかりのある 名だたる ミュージシャンたちで
彼を偲び 満場一致で この名に 決まった
彼に ふさわしい その 歌(想い)は いつだって 彼らの 心の中に 響きわたるッ!
そうさッ!
「魂はトランペットに 込めて」
