
ボクは ピアニスト ピアニシモ ピアノのひと。
若干ハタチで
手にした 音楽賞は 数えきれない
激しい打鍵は 幼い頃に 身につけた 彼の 真骨頂。
ピアノは熱いうちに打てッ!
情熱の コンサートには いつも 満員御礼。
美しく 儚い彼の 歌は(ピアノ)
いつも 少年を 歌うと インタビュー 話していた。
ファンタジスタ・・・ それは
少年の想い出。
完璧な青の空に 心を 描くのだと、、、。
無我夢中で 打ち続けた 白黒鍵盤たち、
大人になる代償は その 無欠の音楽は 技術を超える。
額に大汗をかく
彼の目には もう 観客も ピアノも 自分さえも ない
ピアニシモ 続く静寂の中 彼は 狂ったように 笑い出した
同時に 涙が 汗と共に流れ彼は
叫んでいた ピアノで そして 両の手で
観客たちは
大きな声援の拍手と共に 確かに 聴こえた 彼の歌う そう
彼が 追い続ける・・・
うん。
「いつかの空に フォルテシモ」
