和服に笛に月夜に歌え

今夜彼女は、幼なじみで大好きな、与作(よさく)の元へと嫁いで行く。

悲しくないわ、

あなたがいるんだもん。

お絹、いいのか?・・・俺なんかでッ!?金持ちの吾作(ごさく)の所にだっていけだのにッ

「ヨサッ(与作のこと)」

怒るわよッ。何年一緒に生きてきたのよ。

あなた、私が欲しくないの?愛してないの?

あなた、

これからは、ふたりで生きてゆくんだもん。私にはヨサと母さんがくれた

この

笛があるもの、。貧乏がなんだってんだわさ //

さあ、

行きましょう。夢があるわ。愛もあるは、何も他にいらないから、手を繋いで歩くの。

そういうと、お絹・・・彼女は、絹惠(きぬえ)は、腰をおろし笛を構え2人で作った

月見団子を月明かりの下で、笛を鳴らし始めた。

そうだねッ!?

「和服に笛に月夜に歌え」