
いま、若くして 大成功を収めた 指揮者、高田ユキトの ラストコンサートの 真っ只中。
そう
マエストロ ユキトは 27という若さで 指揮者を引退することになった。
これには
経緯があり、彼は突然の大病、 死の宣告を受けたという。
特異な病、 もうすでに
施し様のない 状態で 助かる見込みがない 余命は何と 2週間ッ!?
彼は死を受け入れ 余生を生きる
限りある時間を 大切にするために
指揮者として
ケジメをつけたい。
彼の想いを 楽団員のメンバーたちは 並々ならぬ 想いを彼にぶつけた。
「ユキッ」
「ゆきとッ」
「高田さん」
ろくに 音合わせの時間のない 異例の事態に、会場のお客様たちも 慌てふためいていた。
(高田ゆきと 人生最後のコンサート)
チケットは 即完売。
いま、指揮を振る ユキトはッ!? 彼が 1番渦中の人。 コンサート最後の ひと振り、音が
カーテンコールと共に 降りて行き 観客からは 大きな拍手と オケらしからぬ「ゆきとコール」が響く。
楽団員の メンバーたちは 誰からでもなく 高田ゆきと の 元へと 駆け寄る
そう
一生分の ダンスを踊るように 彼らは 高田ゆきと と 語り合った!
そう 最後に、
みんなで踊る 最後の歌。
「ラストワルツ は カーテンコールの後で」
