君は あの日の夕日を 歩いて行こう

2025年7月28日

ふるさと

私は 今 数十年ぶりに 日本に 凱旋帰国していた

指揮者として

成功を収め 世界を 飛んで回る日々

桜 恋しく 母を思いだすように 並木の桜を 歌うように

母の 墓前に 花を 手向けていた

・・・数日前に・・・

母親 泣かせに 国に帰れない 日々よ 許してほしい・・・・

コンサートの合間

1日2日 休みが取れるも

やまいに 倒れる

母

会えていたのは わずか 数時間の 親子

桜

母が 小さくみえた 母さん 

ごめんッ

私を

待つ人がいる

私の

指揮を待つ 仲間がいるんです

桜の花 舞う 春のさき 母が好きだった

桜は

母の心を見せてくれる 母さん 一緒に帰ろうか!?

思い出に咲く桜を 思い出して

母は 私を 見ると

涙隠さずに 立派になった 息子を 私を 抱きしめて 大粒の涙をながしていた

母

少年の日々を 思い出す 母

ふるさとの 母

帰る場所

母

そう だから、

いま は いまだけは

そう

僕は 大好きだった 母にと

帰ってゆくね

母さん

あの少年のぼくは 心の故郷を歌う

そう

そうだね

そうさ きっと そうだよ

美しい 桜は 思い出は 優しい・・・、。

・・・いつかの・・・ッ!?

母に、。

「君は あの日の夕日を 歩いて行こう」