
天才とはこんなピアニストの為にある言葉なのだろう。
彼女は
ひたすら自分の感性の赴くままに、五線譜を愛用の万年筆で埋めていく。
彼女の作曲センスは、世に知らぬもの亡きと言われた
「田山さとし」
の娘・田山美香、長女だった。彼曰く「私の才能の全てを受け継いだ音楽業界の未来其の者ですよ。」
彼女は、、。
運命とはなんとも残酷である。彼女は子宮癌(ガン)に罹っている。手遅れに近いステージ上で
そんな、自分の運命さえも、音楽への情熱に変えていた。
この頃だろうか!?彼女は自室のピアノの前でドアロックを掛けたまま激しくピアノを歌い続けている。
田山さとしは、
娘の好きにさせています。彼女は音楽家として幸せでしょう。命懸けのメロディ、、。
旋律探しに追われる日々です。そっとしてやってください。
彼女は数日後、息をひきとっていたという。
街には新しい音楽理論の誕生に専門家たちがTVモニターから解説と共に、田山美香の生涯を褒め称えていた。
マイルス以来の音楽理論、方法論で埋め尽くされたその、手書きのノートには、
なんと彼女の意向により、全て寄付にする事を条件に、数百万ドルのチャリティーへの落札額が決まり、世間を騒がせていた。
彼女は、最後に、自筆の筆跡で、こう書かれていたという、。
私は不幸と幸せの間(はざま)で、この世界に音を生み出してくれた、空に風に、怒りや悲しみ、この世の全てに、
何者にも変え難い、私の夢が叶いました。
私の夢が何かって、、。うぅん!?これが何なのかは、私からの課題ですよ。// /
想像する・創造する、楽しみを、あなたたちに、あげるわ。
そう、
「夭折のピアニストの夢は・・・」、、。完ッ!?
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